モンゴル自由連盟党

 

三民族が中国60年で抗議

花うさぎ

 

チベット、ウイグル、南モンゴルへの弾圧を止めろ!と抗議集会&デモ!

 

 

 

  「中華人民共和国建国60周年に抗議する三民族連帯集会&デモ」が26日、六本木の三河台公園 から笄(こうがい)公園にかけて行われ、約300人の参加者が「チベット、ウイグル、南モンゴルへの弾圧を止めろ!」などとシュプレヒコールをあげながらデモ行進しました。土曜日の六本木界隈に出ていた人々は、ときならぬデモ行進に目をとめ、写真を撮ったりするなど大きな注目を集めていました。
この集会&デモ呼びかけの趣旨分骨子は次の通りです。
  この60年間にわたる中国政府の「少数民族政策」は完全に失敗でした。中国共産党がデモなどの政治活動に携わた人々を数十年の禁固刑や死刑としてきても、なお、各民族が彼らの人生と生命を代償として抗議行動を続けていることを見れば、この事実は明白です。
  今後、中国共産党がどのような経済政策を実施しようとも、どのような武力制圧を行おうとも、中華人民共和国の統治の下に生きる人々の自由への希求を止めることも、人々の権利を奪い去ることも、永遠に叶わないであろうと考えます。
私たちは、中国国内における人権抑圧に抗議します。そして、人類普遍の権利が、三民族をはじめ、中華人民共和国の統治のもとで生きる全ての人々に等しく与えられることを願い、その実現のために行動しなければならないと考えています。
  中国政府による残酷な民族政策を止めさせるためには、三民族が合同して立ち上がらなければならないという強い危機感の下、日本ウイグル協会の発案により、三民族合同の抗議集会とデモを行いたいと思います。

  集会は中国の弾圧で亡くなった多くの人々に対して一分間の黙祷を捧げて始まり、横浜桐蔭大学教授のペマ・ギャルボ氏ほか多数の主催者・支援者団体の挨拶、そして支援者からのメッセージ朗読が約一時間行われましたた。また遅れて自転車で駆けつけた荒川区議会議員の小坂英二氏も日本側議員の唯一の代表として挨拶しました。
前回の日本ウイグル協会のデモは約700人という空前の規模となりましたが、今回は同じ日に同様のイベントが重なったこともあって、約300人の動員にとどまりました。しかもそのうち日本青年社が百人弱の参加をしており、これを除くと一般の動員は200人と、やや寂しい集会・デモとなりました。
  それでもデモ行進が始まると、巨大なチベット旗、ウイグル旗をはじめ南モンゴル旗、そして日章旗を色とりどりの国旗とシュプレヒコールで、道行く人には大いにアピールできたと思います。

  笄(こうがい)公園に到着してデモを終えた後、三国の代表が中国大使館前を訪れ、抗議書を読み上げてシュプレヒコールをあげ、抗議書をポストに投函して無事今回のイベントを終了しました。

  今回の集会とデモに参加して感じたのは、日本側支援者団体や支援者との連携を再構築する必要を感じたことです。熱心な支援者だった筈の人が外れたので理由を聞いて見ると、「あまり日本を打ち出さないで欲しい」と云われたといいます。その方は、ここは日本だし、日本人だから応援しているのに納得できないとして離れたという話を聞きました。
  そういえば、今回も規模の割には異様に日章旗の数が少なく、逆に私自身も違和感を感じた程です。以前、チベット関係でも同様の事は指摘されたことがありますが、日本で日本人の支援を得て抗議行動を実施するのに、この考え方や姿勢は一番サポートしてきた保守系の日本人にとって、ちょっと問題があるように感じた次第です。

http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/1243327/

 

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