モンゴル自由連盟党

 


 

  5月2日の南モンゴルデモ行進レポート

掲載日2009.05.16

 

   

    日本のゴールデンウィーク期間中にあたる5月2日、「内モンゴル自治政府成立を振り返る南モンゴル人デモ行進」が行われた。午前中から午後にかけて真夏のような暑さが続いていたが、デモ行進の集合時間である午後4時を過ぎるころにはさすがに空気も涼やかになり、デモ行進を行うには最適な気温となっていた。

    デモ行進を行う前に渋谷駅ハチ公前にて、日本人有志による南モンゴルデモ行進の案内街宣を行った。デモ行進の呼び掛け人である ダイチン氏(モンゴル自由連盟党 幹事長)も登壇し、参加を呼び掛けるスピーチを行った。

    デモ行進前の集会ではモンゴル自由連盟党 ルービン党首の南モンゴル独立宣言のメッセージが読み上げられ、5月1日の忌まわしき歴史を塗り替えるべく、南モンゴル人の新たな歴史が踏み出されたのであった。

    デモ行進ではモンゴル自由連盟党旗、そして日本の国旗である日の丸、日章旗を初め、ウイグル、チベット、台湾などの旗も翻り、日本+3民族+台湾の五カ国連合の様相を呈した。また、モンゴル国の組織であるダヤルモンゴルの幟旗も翻り、将来の全モンゴル統一、祖国回復運動への一歩も踏み出されたのであった。

    デモ行進は100名程の参加者で行われ、予定通りのコース(宮下公園→宮益坂上→青山通り→表参道→明治通り→井の頭通り→渋谷駅前→宮益坂下→宮下公園)をたどり、一時間強の行進となった。その間、コースの駅前・繁華街では夕方の買い物客や観光客が普段見慣れないモンゴルのデモ行進や旗を興味深げに見入っていた。

    今回のデモ行進そのもは、一般の数名の南モンゴル人の参加者もあり、成功裏に終わったと言える。しかし、その影では沿道でのチラシ配りに自主的に参加し、或いは隊列中央から後方にかけてシュプレヒコールの先導を行っていただいた方々などの力がなければ成功しなかったであろう。この場をお借りして、感謝の言葉をお伝えしたい。そして、このデモ行進に参加された方々が先導役となり、南モンゴルの問題が広がっていくことを願うばかりである。もちろん自らもその努力を怠らないことを、改めて決意するものである。

    今回のデモ行進では様々な反省点がある。それは今回も統一した南モンゴルの国旗を用意できなかったこと。事実上モンゴル自由連盟党単独開催となったこと。デモ行進にあたり、十分な準備ができず、情報宣伝も十分ではなかったであろう。ことなどが上げられる。

    今後はこのような反省点を踏まえ、南モンゴル問題を知っていただくための様々な努力を惜しまないことを決意し、報告を終えたいと思う。

   

動画でのデモ行進の模様は下記をご覧下さい。



宮本将英氏(打倒中国共産党主催)撮影(前編)「南モンゴルデモ行進参加レポート」




宮本将英氏(打倒中国共産党主催)撮影(後編)「南モンゴルデモ行進参加レポート」




mahorobajapan氏撮影「南モンゴル応援デモ 青山通り・表参道を行く!」」



「自由・独立」   「南モンゴルの民主化」
「南モンゴルの人権」   「ハダ氏を即時釈放せよ!」
「(中国)共産党の支配を終わらせよう!」

モンゴル語プラカード
※写真にカーソルを合わせると意味が分かります。


  
  
  


デモ行進の模様


内モンゴル自治政府成立を振り返る南モンゴル人デモ実行委員会
2009年5月16日(Yisenhusel)


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