モンゴル自由連盟党

2012年10月1日掲載
南モンゴル通信
9月29日の中国共産党の63年にも及ぶ弾圧・虐殺に抗議する 南モンゴルデモ行進で寄せられたメッセージ第二弾です。



 皆さん、こんにちは。
 今日は出張のためデモに参加できず、非常に残念です。
 今日のデモは中華人民共和国の建国記念日の前に行うということで、非常に意義のあるデモである思います、中華人民共和国の記念日である本日は、モンゴル、ウイグル、チベット初め、中共から侵略された全ての民族の人間としての全ての権利が奪われた、民族としての文化、アイデンティティ、歴史の破壊が始まった日であります。
 この日から私たちは20世紀の新奴隷制度の犠牲になり始めたのです。私達はまず、自分たちの歴史を勉強できなくなりました。次に我々各民族のアイデンティティを破壊され、自分たちの言葉でお互いに交流できなくなるようにされました。南モンゴルでは中共からの弾圧から自分を守るために、多くの人々は自分たちが誇りと思ってきた民族身分を隠して、名前まで漢化して生活せざるをえなかった。このような弾圧は、いまウイグルとチベットでも続いています。
 中国共産党の行いは、暴力で支配した全ての民族を絶滅するという原始的で野蛮なやりかたです。このようなやり方に世界が黙認し続けている結果彼らは、アジア全体を自分たちの支配下に置いて、アジアはいわゆる中華民族のものにしたいという行動をあらわにし始めています。尖閣諸島、南シナ海を侵略する計画はその明らかな証拠であります。
世界の平和を守り、自由を失った人々の自由を取り戻すのは我々の責任であります。このために、もっともっと頑張らなければならない時代に我々は生きています。
 どうか皆さんこれからも手を繋いで頑張りましょう、宜しくお願い致します。有難うございました。

平成24年9月29日 台北にて
イリハム マハムティ。






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