モンゴル自由連盟党

 

 

参加を!中国大使館前で抗議 中国政府はハダ氏と家族を釈放せよ!


2011年1月7日掲載

 

  

 

  

日時:1月8日(土)
集合場所:麻布税務署前
東京都港区西麻布3丁目3−5

日比谷線・大江戸線「六本木駅」下車、徒歩10分
集合時間:11時半頃
開始時間:12時  

主催:内モンゴル人民党、モンゴル自由連盟党
問い合わせ:090―6237―2104     

■中国政府はハダ氏と家族を釈放せよ!

内モンゴルの人権活動家で、一九九五年十二月十日に逮捕されたハダ氏は、スパイ罪、国家分裂罪などを理由に懲役十五年の判決を受けました。しかしハダ氏が実際に行ったことは犯罪行為では決してなく、ハダ氏の同胞であり、南モンゴル地域の原住民族であるモンゴル人の文化と生活を守り、民族としての誇りを維持し、真の自治、自立及び民主の道を作り出すことでした。そのため「南モンゴル民主連盟」を組織し、同志とともに活動することは中国全ての国民の権利として憲法に保障されていることですが、中国共産政府はハダ氏の自由を奪い、ハダ氏を肉体的精神的に破壊しようとしましたが、本人の変わらぬ信念と家族や友人たちの激励もあってこれに耐え、去る二〇一〇年十二月九日、十五年の刑期を満了したのでした。

 しかし、ハダ氏の出獄の日が近づくにつれ、奇怪な出来事が起こり始めました。

十二月三日、ハダ氏の妻・シンナさんが経営してきた書店は強制的に閉鎖され、夫の出獄を待ち続けていたシンナさんと息子は警察に身柄を拘束されました。書店内の書籍やDVDなどの商品は没収され、店舗の賃貸契約は破棄されました。

ハダ氏の同級生で作家のゴブルデ・ホーチンフ女史は、インターネットで「ハダ氏を迎えに行こう」と呼びかけたため警察に拘束され、その後も自宅軟禁の状態にあります。またハダ氏支援者のアルサラン氏、ソドモンゴル氏らに対しても、自宅軟禁の措置がとられました。

 十二月七日付「産経新聞」は、ハダ氏の家族拘束のニュースを報道しました。また十日付「ヘラルド・トリビューン」紙は、シンナさんのみならず、ハダ氏の息子さんも警察に拘束されたと伝えました。さらに十四日付け「産経」は、「ハダ氏が刑期満了で(刑務所を)出所した可能性が高いが」、本人とは「連絡がつかず所在不明のまま」「中国当局が軟禁下においていると見られる」と報じました。

われわれの情報によれば、ハダ氏の奥さんのシンナさんの妹さんに、安全局から人づてに、ハダ氏と家族がフフホト市の豪華ホテルに滞在しているかのような五枚の写真が届けられ、「ハダ氏一家は安全だから安心するように」との伝言があったといいますが、妹さんからの「写真だけでは安心できない、ビデオを見せてください」との要求は拒否されたままです。

われわれ日本で活動する南モンゴル人の政党「モンゴル自由連盟党」、「内モンゴル人民党」やモンゴル人留学生達は、中国政府に対し、ハダ氏とその家族の身柄の解放と、この不法な身柄拘束が行われた経緯の説明と、責任者の処罰と謝罪、またハダ氏及び家族に対する賠償の支払いを要求し、そのため来る二〇一一年一月八日正午、全世界の南モンゴル人による抗議活動の一環として、在東京中国大使館前で抗議活動を行うことをここに宣言します。 

(二〇一一年一月三日)
内モンゴル人民党幹事長・ホビスガラトゥ
モンゴル自由連盟党幹事長・ダイチン
モンゴル人留学生代表・ジャルガラ


 

 
 

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