モンゴル自由連盟党

 

モンゴル人は“中秋節”に“NO

モンゴル自由連盟党の中国共産党への抗議文


2010年10月03日掲載

 

 

   2007年の年末、中国共産党の北京政府と彼の追従者、“内モンゴル自治区政府”はいわゆる“中秋節”を法定の祝日と休日にしました。毎年行われるこのいわゆる“中秋節”、モンゴル人にとっては悲しみの日であります。中国人にとっては月餅とスイカを食べるだけのこの日。この日は伝説にしろ事実にしろ、モンゴル人に対するあの血生臭い歴史と殺戮に、消そうとしても消すことが出来ない繋がりを持っています。

 

   インターネットの上でも無数の証拠が公開されており、その歴史の存在を十分に説明できることができます。しかし、中国共産党は法令を公布して、漢人の三つの祝日“清明”、“端午”と“中秋”を中国の法定休日に決めました。モンゴル族、チベット族とウイグル族をはじめとするいわゆる「中国の56の民族」のうち55の民族に何も関係しない“休日”を、この「56の民族」の国家法定の休日に決め、三日間もの連休にしています。更に悲惨で残念なのは、モンゴル人はみなこれを受け入れて、かつて自分の祖先を殺戮されたこの日を、喜んで歌ったり躍ったりして迎えなければなりません。

   

   中国のいわゆる“中秋節”をまもなく迎えるこの時、モンゴル自由連盟党は中国共産党のモンゴルの民族の感情を無視した、また過去の卑劣な行為を全く顧みない行為に対して、深い遺憾を表し、祝日制定の強行に反対し、強烈に抗議と呼びかけをしています。

モンゴル自由連盟党は、南モンゴル地区が“中秋節”を取り消すことを要求しています。法定祝日にした行為に対し、全モンゴル人に対して中国共産党政府が公に過ちを認め、謝罪することを強く要求しています!もし中国共産党が引き続き独断専行し、モンゴル人の歴史、文化、及び感情を侮辱する行動をとるならば、私たちモンゴル人は大規模な抗議活動を行います!

 

                                                                                                                        モンゴル自由連盟党

                                                                            2010101

 

 

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