モンゴル自由連盟党

 

2009年9月26日 中国建国60周年抗議三民族連帯集会とデモ  大阪場所の報告

2009年10月09日

 

 

モンゴル自由連盟党幹事長 オルホノド・ダイチンさんのメッセージ

60年間も続けた中国共産党政府の圧迫に抗議するチベット、モンゴル、ウイグル三民族の大阪での集会&デモ行進に参加される皆様

こんにちは。

去年の314日、チベットの平和的な集会・デモ隊を武装警察が撃ち殺し、何百人の死者も出た。そして、今年の75日、ウルムチ市でのウイグル人達の平和的なデモ隊をまたも武装警察が撃ち殺し、もっと多くの死者が出た。こんな自分の国民を残酷に殺す政府が、この世の中で、中国以外にまだあるか。

南モンゴルについて皆様よくご存知ないかもしれない。過去何が起こって、現在何が起こっていると思いますか。「文化大革命」のとき、当時の南モンゴル人が13,14人の中で一人が殺された。日本人口の比率で言うと、1千万人が殺されたということになります。皆さん考えてみてください、その残酷さを。

現在、南モンゴルで毎年、春になると黄砂が起こるようになりました。それが日本まで飛んできている。これを日本人もよくご存知でしょうが、あの黄砂に有害物ついていることを日本人はそんなに知らないでしょう。それが、中国共産党政府が中国の南のほうの有害工場を南モンゴルに移動したからです。それでその被害は日本まで飛んできてます。だから、日本人も南モンゴル人と同じく中国共産党の被害者であります。

中国の憲法に認めている民族の自治権を求めたハダー氏15年監禁も宣告され、いまだに刑務所に受刑している。南モンゴルのモンゴル伝統医者であるナゴンビリゲー氏のところにモンゴル人患者が多く集めるため、「邪教者と非合ビジネス」の罪で10年監禁、妻のダゴーラー氏が5年の自宅監禁を宣告された。また、今年の51日に、南モンゴルの中心地のフフホト市でモンゴル文化について会議しようとしたら、逮捕して、1年自宅監禁した。要するに、中国共産党政府は、我々南モンゴル人の基本的な人権と自由まで略奪したのです。

現在、南モンゴルで、共産党政府の「放牧禁止」、「生態移民」等の政策の下でモンゴル人たちが自分達の何千年もの暮らししてきた故郷から、漢人でいっぱい町や農業やっている農村へ強制的に移動されている。自分達の伝統経済から強制的に隔離され、自分達のモンゴル文化から隔離され、民族教育から隔離されている。これは中国共産党が過去60年間行ってきた、南モンゴルに対する残虐な浄化政策の続きである。

中国共産党政府は、我々南モンゴル、そして、私達と同じ運命であるチベット、ウイグルに対して、またもあの「文化大革命」が行い続けています。中国共産党政府の植民地支配下の南モンゴル、チベット、ウイグルのこの60年間は本当に悲惨な60年間で、血だらけの60年間である。これを見て我々、南モンゴル人、チベット人、ウイグル人は、黙っていられるのか。これを見ている良心のある、正義心のある日本人の皆様が黙っていられるのか。

日本は単なる経済大国だけでなく、アジアにおいて模範的な民主国家でもある。そのため、アジア民主化において、欧米より積極的な役割を果たすべきであると期待している。自由、民主を愛し、人権、平等を尊重する日本人の皆様にも中国共産党政府圧迫を受け続けている南モンゴル人、チベット人、ウイグル人の自分達の自由、人権を取り戻すための運動への支持、支援を期待してます。アジアの各民族の自由、人権、平等があってからこそこの「アジアの共同体」と言う構想がありえる。

どうもありがとうございます。

 

モンゴル自由連盟党幹事長 オルホノド・ダイチン

2009926

 

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